5月の終わりごろ、梅雨になりました。地植えしているパッションフルーツがとっても元気に葉を茂らせてきます。あまりにも元気なので、少し、新芽をとります。
パッションフルーツは挿し木で増やすことができます。この新芽を挿し木するのがおすすめです。鉢植えに挿し木します。取った新芽を、土にそのままさすだけです。
半分くらいは残るので、欲しい本数の2倍くらい挿し木にしました。こうして、我が家のベランダにパッションフルーツが去年の冬、やってきました。
とっても簡単!挿し木の方法
植木鉢に鉢底石をいれて、その上に土を入れます。切った新芽を突き刺して、水をたっぷりあげます。あとは、毎日水をあげます。土は、百均ショップの土で大丈夫です。
秋、大きい鉢に植え替えして、冬越え
11月初め頃、根がいっぱいはってもいいように、大きい鉢に植え替えしました。元気に残ったのが3本だったので、1鉢に3本植えました。
今回の植木鉢は、プラスチック製の上の直径37cm、高さ37cmのものです。
寒くなってきたので、朝顔用の支柱をさして上からビニル袋をかぶせて、簡易温室を作りました。ベランダで冬を過ごします。
ベランダで育てるとき、私が気をつけているのは、ベランダの床の温度です。夏は直射日光が当たって、1日中とっても熱くなりますし、冬はとっても冷たくなります。
床の温度が植物に伝わりにくいように、大き目の植木鉢を使うようにしています。そして、百均の発泡スチロール板を2枚重ねて植木鉢の下に敷いています。
発泡スチロール板を敷くようになってから、ベランダで木も花も順調に育つようになりました。
春、1鉢に1本づつ植え替えます
予想に反して、3本が無事に冬越えできました。4月の始めごろ、暖かくなってきて、ビニルの中に水滴がつくようになったので、ビニルをはずしました。
4月の中頃、1鉢に1本づつ、植え替えました。いつ、どこに伸びてもいいように、蔓性植物用のネットをつけました。
1鉢に2本~3本、長い支柱を刺して、そこにネットを取り付けます。しっかりした支柱にしないと、パッションフルーツの重みで倒れてしまいます。
台風シーズンもこのネットのまま、過ごすので、倒れないようにしっかり、ネットをとりつけます。
6月花が咲きました
5月の始めに肥料をあげました。すると、どんどん枝も葉っぱものびていきます。朝、しっかりと水をあげるようにしています。
5月の終わり、気温が20℃を越えるようになると、花芽ができ始めます。そうしてだんだん大きくなって、蕾だとわかるようになります。
25度を超えるくらいになると、花が咲きます。10時から12時ごろでしょうか。花が咲いたら受粉します。我が家のベランダには虫があまり来ないので、自然に受粉は期待できないので、人工授粉します。
花が咲くころ、6月の始めに、肥料をあげます。これで、受粉が成功した実がぐんと大きくなります。私が使っている肥料は、こちらのマイガーデンベジフルです。1鉢に一度に軽くひとつかみほど、与えます。
受粉をしている様子をTwitterで動画付きでつぶやいています。見てみてくださいね。
受粉後、1週間ほどで実が
この大きさになりました。
パッションフルーツを地植えで育てていた時のことをこちらにまとめています。地植えの方がのびのびと大きく育ちます。人工受粉の詳しい方法はこちらでは、写真付きで詳しく説明しています。見てくださいね。
7月元気に育っています。
7月になっても、まだ梅雨。雨の日が続きますが、晴れた日にぐ~んと新芽がのびているように思います。あまりにも元気すぎて、あちこちにのびてしまうので、時々、新芽を摘み取るようにしています。
そして、肥料をあげました。花が咲いて実が大きくなる時期は、月に1回、肥料をあたえています。肥料は、いつもマイガーデンべきフルで、1鉢に軽くひとつかみ与えています。
我が家のベランダの半分を覆うパッションフルーツのグリーンカーテンです。
6個のパッションフルーツが大きくなってきました。あとは色づくのを待つばかりです。収穫まで、もうすこし。水を切らさないように、晴れた日には朝、夕、水をあげるようにしています。
7月の終わりごろ、ようやく収穫できました
例年ならば、7月中頃には収穫できているのですが、今年は7月の終わりごろになって収穫できました。すべてを収穫できたのは、お盆直前でした。カンカン照りの日が続くので水切れには注意しています。
中身もしっかり詰まっていて、甘くてなかなか上出来でした。ベランダでは初チャレンジでしたが、6個収穫できました。
ベランダの柵の内側で実をつけていたので、自然に落下するまで、待っていました。実が落ちていたので、拾って室内で追熟します。
写真の一番右のしわくちゃの実が食べごろになります。
一番左が黄色く、わずかに赤みがかって見えますが、これも、室温で放置しているうちに、中央の実と同じくらいに色づきました。
そのままでも十分おいしかったです。今回は、コーラに中身を入れて食べました。これもとってもおいしかったです。
冷凍して、凍らせてから切ると、果汁がこぼれることなくコップにも入れやすいです。凍らせただけのアイスパッションフルーツも、おいしかったです。
バニラアイスやヨーグルトに混ぜて食べるのもおいしいです。
パッションフルーツ入りのコーラを作った時の様子がこちらです。
収穫後はお礼の肥料を忘れずにあげましょう
全部の収穫がすんだら、お礼肥えをあたえます。8月、9月は、まだまだ日差しが強く、暑い日が続くので、朝晩の水やりはかかせません。水切れしないように気をつけています。
9月中旬の涼しくなったころに、少し、剪定しました。
秋に開花、結実、冬に収穫もできます。でも、冬越えのためのカバーがしにくくなるので、10月にしっかり剪定しました。その時、花芽も切りました。
まとめ~ベランダでも、パッションフルーツは収穫できる
- 1年目の苗でも、ベランダでパッションフルーツは収穫できます。
- 肥料は5月、6月、7月、8月、9月は毎月一回与えます。
- 梅雨が明けてからは、晴れた日には、朝夕二回、水を与えます。
- 収穫は実が自然落下するまで待っていてOK。
- 収穫してから、香りが出て、しわくちゃになるまで、室内で放置し追熟させます。
- 中身の可食部分をコーラにいれて、混ぜて食べる(飲む)ととてもおいしい。
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