ベランダで鉢植えでパッションフルーツを栽培する方法(2023年)

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パッションフルーツ

パッションフルーツは南米が原産のつる性の熱帯果樹です。そんな植物をベランダで育てるなんて、すごいですね、って言われます。

ちがうんです。うちのベランダは、暑すぎて、夏野菜が育たないんです。暑すぎるならと植えてみたら、パッションフルーツは相性がよかったみたいです。

冬も、比較的暖かいベランダなので、ビニルカバーを二重にしておけば、雪が降っても枯れませんでした。

今年で3年目のパッションフルーツの鉢植えです。今年も元気に葉を伸ばしています。

昨年9月7日に最後のパッションフルーツの実を収穫しました。昨年は22個収穫できました。

さて、今年はどうなるでしょうか?昨年の収穫後のお世話から、お話していきます。

収穫後のお世話

まず、収穫後は、お礼肥えをあげます。おつかれさまでした、ありがとう、来年もよろしくねの気持をこめて、肥料をあげています。

1年目より、2年目の方が甘い実ができたと思います。3年目、もっと甘くなるでしょうか。

さて、収穫後、放置しているとまた花が咲くことがあります。人工授粉して、ビニルカバーをして冬越えするのですが、収穫まではできませんでした。

実をつけたまま冬越えするときは、ビニルカバーを二重にしたほうがよさそうです。

今回は、10月の始め頃、秋に花が咲く前に、切りつめて、ビニルカバーしやすいサイズにしました。

ビニルカバーをするのは、12月になってからにしています。初めは上半分。雪がふるくらい寒くなる1月初めごろ、鉢植え全体を覆うようにします。

我が家のベランダは、1年を通して、あたたかいのです。ビニルカバーを早くつけてしまうと、蒸れてしまいます。

今回は、実をつけずに冬越えするので、そこまで暖かくしなくても大丈夫でした。

4月ビニルカバーをはずした。

3月の終わりごろ、暖かくなってくると新芽がでてきます。新芽が出てきて、桜が咲き終わるころをビニルカバーを外すめやすにしています。

4月になってあたたかくなってきたので、カバーをはずしました。

そして、土を足して、肥料をあげました。

カバーをはずしてすぐに、気温の低い日があって、ちょっと心配していました。だんだん暖かい日が増えていくにつれ、すこしづつ、新芽がのびていって、だんだんひろがっていきました。

今年もグリーンカーテンができそうです。電気代が値上がりしています。節約になるといいのですが。

ペットを飼っているので、1年中エアコンをつけています。室温設定は一年中、21℃~23℃です。

チンチラ2匹とデグー3匹と一緒に暮らしています。チンチラとデグーのブログはこちらです。

なつ恵とほわぷりちんちらーず

追肥と鉢について。

これから先、10月まで、毎月1回追肥します。鉢植え1個に1つかみくらいです。

使っている肥料はこちらです。ブルーベリーも育てていますが、ブルーベリーにも使っています。

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ブルーベリーの育て方はこちら

鉢はプラスチック製で直径37cm高さ38cmです。

わが家のベランダの床が夏はとても熱く、冬は冷たくなるので、鉢の下に発泡スチロール板を敷いています。2枚重ねで暑さ4cmです。百均で購入しました。

4月後半、蕾ができ始める

4月後半には、蕾ができてきました。一つ蕾がつくと、一気につぼみがふえました。

蕾があかちゃんのときに、気温が下がってしまうと、黄色くなって枯れてしまいます。タイミングですね。

気温の高い日が続くと、あっという間に蕾が大きくなっていきます。そして、蔓や葉っぱもぐんぐん伸びていきました。

5月になって、少し肥料をあげました。地植えではないので、少ない土で実をつけてもらうために、収穫まで毎月初めに1回、肥料をあげています。

パッションフルーツの苗の増やし方、購入時期

苗を購入する場合は4月の終わりから5月の始めごろから、ホームセンターなどで見かけます。5月半ばを超えると、鉢植えで花が咲いているものもあります。

今年購入して、収穫できるのでおすすめです。

パッションフルーツは挿し木で増やすことができます。

梅雨時に勢いのいい新芽を切って、挿し木することができます。これは、来年用の挿し木になります。

秋、剪定したものを土にさしておいて、温室や室内で冬越えもできます。

あまりにも風通しが悪くなってしまうときは、夏でも、伸びすぎた新芽の蔓の先を、剪定します。パッションフルーツはとても元気よくのびていくので、伸びすぎる前に切るようにしています。

5月23日今年初めての花が咲く

上の写真は6月1日です。6個の花が咲きました。台風が近づいているのをわかったように、慌てて咲いたみたいです。

5月23日に今年初めての花が咲きました。昨年は5月16日に初めての花が咲いたので、昨年より1週間遅いですね。昨年に比べて今年は暑くなるのが遅い気がします。

ところで、パッションフルーツの花というと、なかなかご存じの方は少ないようです。トケイソウの花という方が、知って見える方が多いかもしれませんね。

パッションフルーツはトケイソウの中でも果物トケイソウと呼ばれるものになります。トケイソウすべての実が食べられるわけではないので、気をつけましょう。

毎日のように咲いています。きれいです。香りはありません。

蕾が開く頃になると、蟻にはわかるようで、蕾に蟻が寄ってくるようになります。

実の大きさは花の大きさで決まるようです。大きい花には大きい実が、小さい花には小さい実ができます。

花が咲いたら、人工授粉します

花が咲いたら、人工授粉していきます。開花後すぐではなく、2時間ほど後にしています。はやすぎると、花粉が十分に出来上がっていないことがあるのです。

では、人工授粉の仕方です。おしべをとって、めしべにつけるだけです。綿棒で花粉をとってつけてもいいのですが、めしべが折れやすいので、おしべを直接こすりつけています。

そして、受粉が成功すると、翌日には花がしぼんでいます。枯れたわけではないので、安心してください。

わかりやすく短い動画にもしましたので、こちらもご覧ください。

めしべの下のちいさいボールの部分が実になります。受粉が成功すると、5日ほどで大きくなっているのがわかります。

では、収穫時期の見分け方です。実が大きくなって、緑色から、花の中央の紫色になって、自然に落下したら、収穫です。収穫までは約2カ月かかります。その間、水切れに注意しています。

鉢植えなので、ベランダのコンクリートが熱くなります。鉢植えの下に発泡スチロールを何枚か敷いて熱さを和らげています。

梅雨が明けたら、朝晩2回水やりするようにしています。水不足になると、実にしわが入ります。昨年はしわになった実でも、中身が入っていて、食べることができました。

朝、しわになってしまっていた緑の実でも、水を十分に与えることで、夕方にはしわが亡くなっていました。そういう日には、夕方にも、水をあげるようにしています。

開花状況 

①②は開花した数です

5月23日①、24日①、25日①、26日①、27日③、29日②、31日①

6月1日⑥、2日①、3日②、4日①、5日①、6日③、7日③、8日③、11日②、13日①
14日①、15日②、16日①、17日①、18日②、20日②、21日③、26日①

昨年は開花数の約半分の収穫でした。摘果しなくても、問題ないような気がします。

6月2日に台風2号の影響で雨風が強かったですが、何事もなくすみました。しかし、この後、気温が下がってしまい、枯れてしまう蕾や、咲いても枯れてしまう花がありました。

6月12日に台風3号の影響で気温が下がりました。2~3日後、小さい実が3~4個落ちてしまいました。残念です。

蕾も枯れて落ちてしまいました。花が咲いても、あまり実にはならず、枯れてしまうものがほとんどでした。

枯れてしまった花

枯れてしまった蕾

さて、今年は、どうなるのでしょう?楽しみです。

8月2日収穫が始まりました。

8月2日2こベランダに落ちていました。

皮が硬いので、落ちても中身には影響はありません。

この後、室温で追熟します。

今年は2~3cmになった実でも、気温が上がらなかった日があると、枯れて落ちてしまいました。実が大きくなったのは19個でした。

8月になったので、追肥しました。肥料を一鉢にひとつかみずつ、あげました。

収穫状況

収穫状況です。①②は収穫した数

8月2日②、5日①、9日①、16日③、17日②、19日①、22日①、23日②、24日①、26日①、30日①
9月1日①、2日①

9月になったので、追肥しました。御礼肥えもかねて、肥料を一鉢にひとつかみずつ、あげました。

収穫後1週間ほどで食べられます。

色が濃い赤紫になって、いい香りがします。少し、しわになってきたり、さわるとへこみます。

それが、食べごろのサイン。

そのまま食べても甘酸っぱくておいしいです。

今回は、パッションコーラにしてのみました。

パッションコーラの作り方動画です。

「YouTubeなつ恵とほわぷりちんちらーずチャンネルより」


他には、バニラアイスに混ぜたり、ヨーグルトに混ぜたりしてたべます。

台風対策で剪定しました

まだすべての収穫が終わっていません。でも、台風が立て続けにやってきているので、少しづつ、剪定していました。

今年実がなった蔓を切っています。葉が黄色くなってきた蔓も切っています。

冬越えを見越して、ビニルでカバーできる広さにまとまるように、少しづつ、剪定していきます。

蔓の先端をみて、新芽が出ているものを残すようにしています。秋、少し気温が下がって、花が咲くかもしれません。

花が咲いて、実がなったら、春ごろ収穫できます。

上の写真で、ほぼ剪定がしおわった感じ。このあと、収穫したら、その蔓を切って、冬越え準備完了です。横幅120cmです。

梅雨頃に新芽を挿し木してみました。

6月梅雨に入ってから、新芽を挿し木してみました。

4本挿し木して、2本が元気に育っています。

9月になって、蔓がのびてきました。

高さ30cmくらいにのびています。

冬越えできたら、来年の春には蕾が付くと思います。

予定より早くビニルカバーしました

11月13日急に冷え込んできたので、ビニルカバーをしました。

ビニルをかけただけで、左右は閉じていません。蒸れることなく、風通しはいいです。

今年の秋は、連続して気温が高い日が少なかったからか、蕾の赤ちゃんができても、すべて枯れてしまいました。

秋、開花したら、今年こそ春先にパッションフルーツを食べたい、と思っていたのですが、残念です。

今回は特に剪定しませんでした。前回の剪定から、伸びたつるはありますが、端からUターンして、うまくおさまっていました。

このあとは、12月中旬くらいに、左右の風通しが良すぎる部分をふさいで、雪に備えることになります。

この先も、時々更新していきます。

おたのしみに。

昨年の様子はこちらのブログをご覧ください

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