春ですね。あたたかい日が続きます。ん?通勤途中の道路わきの土手で、なにやらビニル袋をもって、採っている人がいる。もしや!!地面を」じっと見てみると、ツンツンと一面のつくし畑!
ということで、お昼休みに急いでお昼ご飯を食べて、出かけました。秘密の花園、ならぬ、ひみつのつくし畑へレッツゴ~!
ひみつのつくし畑?!
ハイ、到着です。すっご~い!斜めになっている土手です。見上げるとず~っと、一面のつくし。ちょっと細めだけど、張り切って採りましょう。
根元かポキンとおると、簡単に採れます。20分ほどで袋いっぱい。指先を見ると、つくしのアクで黒くなってます。つくしは採り過ぎに注意です。来年のため、そして、後悔しないため、ここらでやめましょう。どんな後悔か?それはね・・・(笑)
つくしにつきもの、後悔先に立たず・・・
スーパーやコンビニでもらえるビニル袋の一番小さいサイズの袋です。たくさん採りましたね。では、最初の作業を始めましょう。
ハイ、では、最初に、ハカマを取ります。
左がハカマを取る前、右がハカマを取ったところ。そして、ハカマを取ったら、水を張ったボウルに入れましょう。なんとなくかもしれないけど、水につけておくとシャキッとなるから。
どんどんとりますよ。どんどん、どんどん。30分経過。まだ、半分以上残ってます。イスに座って、テレビを見ながら、ぼちぼちと、でも、ひたすらハカマを取ります。なんでこんなに採ったんだろう。後悔がムクムクわいてきます。(笑)
1時間経過。後悔のかたまりになっていきます。取り過ぎだ。取り過ぎだ!取り過ぎだ!!あうあうあう。毎年やってて、今年も後悔。そして、ハカマを取り始めてから1時間半後、ようやく、ハカマを取り終わりました。ここまでが大変。この後は、簡単。
そして、後悔その2。指先が、真っ黒になります。つくしのアクが原因です。これは2~3日とれません。
たっぷりのお水でじゃぶじゃぶと、つくしを洗います。2~3回じゃぶじゃぶして、汚れを落としましょう。そしたら、ザルに上げましょう。
つくしの下準備~アク抜きの方法
ハイ、次はつくしのアク抜きをします。つくしが入るくらいの鍋に、お湯を沸かします。お湯が沸くまで、コーヒーブレイク。ホッと一息ついたところで、さぁ、次に行きましょう。
お湯が沸騰したら、重曹(炭酸)を小さじに半分くらい入れます。重曹を使って、簡単にアク抜きができます。ワラビも重曹をいれたお湯でゆでて、アク抜きできますよ。重曹は入れすぎないでくださいね。つくしがとろけたり、苦くなっちゃったりします。
ハイ、つくしさん達、おふろですよ~。じゃぶん。はしで混ぜて、長くゆでるとつくしがだらだらになっちゃうので、2~3分くらいでしょうか、つくしの色が半透明な感じに変わったら、ザルに上げます。そして、そのまま、冷めるまで、放置。
保存するときは、軽く絞ってチャック付きの袋に入れて、冷凍庫へ。1か月くらいは大丈夫でした。それ以上、冷凍したものは使ったことないから、わかりません。2~3日で、使うのならば、冷蔵庫でOKです。
つくしの卵とじを作ります
いよいよ、つくしの卵とじを作ります。
(材料)分量は適当なので、わかりません、ごめんなさい。カツ丼や親子丼の感じの味付けにします。
- つくし
- 水
- 砂糖
- みりん
- しょうゆ
- 顆粒だしのもと
- 卵2~3個
(作り方)
- お湯を沸かします。つくしの量にもよりますが、200~300㏄あれば大丈夫かと思います。
- お湯に、調味料を入れて、味見してOKならしっかり絞ったつくしを入れる。カツ丼や親子丼の味の感じでOKです。
- 落し蓋をして、20分くらい煮る。
- 溶き卵を加えて、蓋をして、お好みの卵の状態になったら火を止める。
完成です!ごはんにのせて、つくしどんぶり😊おいしくできました。おいしいから、つくしを見つけると採っちゃうのよねぇ。
アレンジ情報。鶏ミンチを少量の油でいためて、つくしも一緒にいためて、水を加えて、あとは1からの手順通りに作っても、おいしくできます。
おまけ情報。つくしはハカマを取って、3時間ほど水にさらしてから、天ぷらにしてもいけます。にんじんやタマネギと一緒に、かきあげにしてもOKです。ゆでてアク抜きした後のつくしを使ってのかき揚げもアリ。
まとめ
- つくしは春先にしか生えません。時期を逃さないように、採りに行きましょう。
- 一度にたくさん採ると、ハカマを取るのが大変です。ほどほどに。
- 重曹を使ってゆでると簡単にアク抜きできます。
- 卵とじが定番ですが、天ぷらもいけますよ。
最近はつくしも、なかなか、見かけないものなのかもしれません。それでも、もし見かけたら、ぜひ、一度、お試しください。
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